薬害オンブズパースン会議

薬害オンブズパースン会議のブログです。

2024-01-01から1年間の記事一覧

HPVワクチン接種の長期的効果に疑問符~米国国立がん研究所によるコスタリカでの追跡研究から~

HPVワクチンのサーバリックス(2価ワクチン)とガーダシル(4価ワクチン)は、12〜15種類くらいあるとされる「発がん型HPV」のうち、16型・18型の2種類の感染を予防するとされています。ところが、こうして一部の型の感染を予防しても、他の発がん型によ…

塩野義ゾコーバは承認を取り消すべき ~薬価見直しだけでは済まない問題~

中医協がゾコーバの有用性の乏しさを指摘し、薬価引き下げへ 塩野義製薬が製造販売する新型コロナウイルス感染症治療薬ゾコーバについて、2024年10月9日開催の厚労省中央社会保険医療協議会(中医協)において、標準治療に対する追加的有用性がなく、費用対…

情報公開請求に嘘をついてまで隠そうとする厚労省-MSD『恫喝』文書情報公開請求【中間報告】

このたび、当会議が行っている情報公開請求の不服申立て(審査請求)手続において、情報公開・個人情報保護審査会の答申(注1)が出され、これによって厚生労働省の相変わらずの隠蔽体質が明白となりましたので、怒りを持って告発したいと思います。 情報公…

HPVワクチンに関する虚偽広告について厚労省が驚きの答弁

医薬品等行政評価・監視委員会でHPVワクチンキャッチアップ接種キャンペーンが議題に 2024年9月20日に行われた医薬品等行政評価・監視委員会(以下「監視委員会」)で、当会議が厚労省に要請した「駆け込み接種を煽るHPVワクチンキャッチアップ接種キ…

日本の40歳未満の子宮頸がん患者がワクチンと無関係に減少している

日本の40歳未満の若い女性の子宮頸がんの罹患率(人口10万人あたりの患者数)の推移は、全国がん登録データから以下のとおりであることが明らかになっています。 出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録) これをみると、25-…